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マーガリンよ、お前もか?

マーガリンよ、お前もか?

え?マーガリンって、毒物なの?

(いつもと違って今日は少し真面目な話をします。スミマセン)
 先日、何気なくラジオを聞いていました。荒川強啓・デイキャッチという番組です。ゲストとして出演していたコメンテーターが、「アメリカから帰ってきたばかりだが、

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現地ではマーガリンは全面禁止になっていた。日本ではまだ禁止になっていないことに驚いた。マーガリンはプラスチック製品だ。動物実験で、バターとマーガリンを並べておくとバターには蟻が寄ってくるが、マーガリンには寄ってこない。マーガリンは、プラスチック製品と同じ性質のものが混じっているからだ。マーガリンはプラスチック製品だから、何日放置しおいても腐らない。」なんて言うではありませんか。
 私は既に70歳を越しており、これまでバターよりもマーガリンを推奨されて育った年代です。中学の頃かと思いますが、「バターは動物性食品だが、マーガリンは植物性食品である。植物性食品は、脂肪が少なく健康に良い。これからはなるべくマーガリンを食べるようにしましょう。」なんて言われて育ったんです。
 今頃になって、マーガリンはプラスチック食品だなんて言われても、急に吐き出すこともできません。

物事がひっくり返ることの多い世の中

 最近は、これまで真実と思わていたのに騙された、なんていうことが本当に多いと思いませんか?近くは理研によるSTAP細胞事件なんていうものもありました。交響曲の作曲家として有名になった佐村河内事件なんていうものもありました。もう少し前にはゴッドハンドとして有名になった考古学者の藤村新一なんて人もいました。佐村河内事件なんて、天下のNHKがスペシャル番組まで組んで放送した挙句、真っ赤なウソだったということが露見したんですよね。重大事件が起きると、犯人の生い立ちまで遡って追及するマスコミが、なぜ耳が聞こえず、複数の指にぐるぐると包帯を巻いた人物が、大向こうを唸らせる交響曲を作曲できるのか。ちょっと考えれば分かりそうなものです。生い立ちまで遡れば、「あいつは特に音楽の素養なんてなかったよ」といったクラスメートの情報にたどり着けたはずです。裏付けを取るというのは、マスコミ人の基本中の基本のはずです。

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 天下の朝日新聞が、従軍慰安婦問題に火を点け、そしてそれを煽り、外交関係まで危うくした揚句、あれは真っ赤なウソでした、スミマセン訂正します、なんてこともありました。ごみの分別処理の問題でも、分別して運んでも、焼却場ではまとめて焼却しています。なぜなら焼却場の性能が、格段に向上しているからです。つまり、分別なんて本当は全く無意味であることを、報道機関は知っているのに、その真実を報道しようとはしません。分別処理の既定路線の中を巨額の補助金が流れ、それを前提に生活をしている人が沢山いるからです。ダイオキシンなんて原始時代のたき火にも存在していました。それを竪穴式住居の中でボンボン燃やしていたんです。最近まで、旧式のごみ焼却場はダイオキシンだらけでした。でも、それで死んだ人は一人もいません。それなのに報道機関によって、ダイオキシンは怖いという先入観が形成され、農家でさえ野焼きをすると警察に通報される、という時代になってしまいました。
 このように、最近のマスコミ報道には、意図した虚偽から意図せざる誤解による報道まであり、玉石混交です。目に唾をつけ、気をつけてみておかないと、私たちの生活は、その都度、本当に振り回されてしまいます。
 私は、これまでの経験から、ん?と感じた報道は、すべて疑ってみる、ということにしています。

プラスチックを食べ続けた自分はなぜ健康なのか

 今回のマーガリン=プラスチック、という報道についても疑うところから始めてみました。なぜなら、マーガリンはバターよりも健康に良いと教えられ、ほぼ50年間もマーガリンをたっぷり塗って食べ続けた。その自分が、今でもピンピン元気なのはなぜか。プラスチック製品だとすれば、今の自分が健康でいられるはずはない、というのが疑問の原点です。
 先ず、諸外国で本当にマーガリンの販売は規制されているのか、そこから調べてみることにしました。
<アメリカ>
 米国食品医薬品局(FDA)は、2015年6月16日、マーガリンなどの加工油脂に使用されているトランス脂肪酸について、2018年6月以降、食品への添加を原則禁止する旨を発表しました。アメリカは連邦国家ですから、原則として、法律は各州で作ります。法律で、トランス脂肪酸を全面禁止しているのはカリフォルニア州だけで、ニューヨーク州では、マーガリンに含まれるトランス脂肪酸を1食当たり0.5g以下とする規制が行われています。

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<カナダ>
 2003年1月1日より、トランス脂肪酸量を栄養ラベルの項目に加えることを決定、2005年12月12日に表示を義務化しました。
<デンマーク>
 2003年に、食品中のトランス脂肪酸の量を全脂質の2%までとする罰則規定のある行政命令を制定し、2004年より施行しました。
<アイスランド>
 2010年にデンマークの例に準拠する旨を定めました。
<イギリス>
 摂取カロリーのうち、30%以下(WHO平均所要脂質量換算66g/日)にするように勧告しました。
<ドイツ>
 食品表示法に準拠した表記が義務付けられてはいるが、2010年12月の段階では、法的な規制は州単位でも行われていません。
<韓国>
 2007年12月よりトランス脂肪酸の表示を義務化しました。

 これらのことから分かるように、問題にされているのは「トランス脂肪酸」であって、直接、マーガリンではないのです。最初にこの点をきちんと押さえておく必要があります。

トランス脂肪酸とは何者?

 では、トランス脂肪酸というのは、どんなものなのでしょうか。私は科学知識に疎いので、一応調べてみました。先ず、分子構造は、全く違います。

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 科学素人の私がここで詳しく言うつもりはありませんが、専門家の言うところによれば、次のような違いがあります。
 ①脂肪酸とプラスチックは、大きさが比較にならないし、カルボキシル基の有無という点で全く違う。
 ②脂肪酸は塑性をもつが、熱可塑性は持たない。
 熱可塑性を持つというのは、熱を加えれば、自由に形を変えられる柔軟性があるということですね。溶かしてドロドロにすれば、どんな形にもなるということです。

なぜ危険なのか

 では、トランス脂肪酸はなぜ危険だと言われるのでしょうか。それはトランス脂肪酸を過剰に摂取すると、肥満や心筋梗塞などの発症リスクを高めるからだとされています。
 過剰というからには、ある程度の基準が必要です。上に述べた各国の規制基準の中で、アメリカとデンマークとイギリスの基準に数値が記載されていました。
 アメリカは、1食あたり0.5g以下、デンマークは、食品中のトランス脂肪酸の量を全脂質の2%まで、イギリスは1日当たり66gまで、という基準です。

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 このように、各国の規制基準はバラバラで、我々生活者レベルでは、どのように対応したらよいのか分かりません。もっと統一的な基準はないのかと探してみると、WHO(国連世界保健機関)/FAO(国連食糧農業機関)合同専門家協議会の報告書というものが見つかりました。
 それによれば、「全エネルギーの1%未満」であることが推奨されています。要するに、食べ物に含まれるトランス脂肪酸の摂取量を全体の1%未満に押さえていれば特に問題はない、ということになります。
 自分の生活に引き当てて、実際何%摂取しているのか、皆目見当がつきません。さらに調べてみると、内閣府の食品安全委員会のホームページ「ファクトシート」欄の「トランス脂肪酸」というところに、2006年の調査時点で、「日本人のトランス脂肪酸の摂取量は0.3%」ということが記載されています。
 このことを前提にすれば、平均的な日本人は、トランス脂肪酸を0.3%しか摂取していない、つまり基準値の1%を大幅に下回っている、ということになります。ですから、結論として、今までの食生活をそのまま継続しても、何ら問題はない、ということになります。

多く含む食品には少し注意を

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 食品安全委員会の報告によれば、現在、国内に流通しているトランス脂肪酸の含有量は、多い順に次のようになっています。いずれも100g当たりのグラム数です。
①ショートニング 13.6g
②マーガリン、ファットスプレッド 7.0g
③クリーム類 3.02g
④バター 1.9g
⑤ビスケット類 1.8g
 ショートニングというのは、私自身、言葉を聞いたことはありましたが、何のことか分かりませんでした。動物油脂や植物油に窒素ガスや炭酸ガスを練り合わせたものなんだそうです。ラードの代用として使われるもので、サクサクした食感になるのが特徴のようです。
 そういえば、ビスケットやクッキーを食べるとサクサクした感じがしますが、あれはショートニングのお陰だったんですね。

私の結論

 以上のことから分かるように、マーガリンはプラスチック商品だとか、毒物だとかいうのは、全く根拠のないデマと断じて良いでしょう。

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 私は、自分で調べた結果に基づいて行動しますので、今日からまた今まで通りの生活をすることにします。マーガリンを制限するなんてことは一切しません。普段どうりでよいと理解したからです。
 何事も「過ぎたるは及ばざるがごとし」、過剰がいけないんです。健康に良い醤油だって、ビール瓶1本分も飲めば、すぐに救急車か、下手をすれば霊柩車が迎えに来るでしょう。塩だって、湯呑茶碗1杯分も舐めれば、普通の人間ならひっくり返ります。
 私たちは、これまでマスコミが垂れながしてきた報道を、疑問に思ったときは、その都度、検証してみるという心構えが必要なのではないでしょうか。

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