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人生初のヨガインストラクターを務めました

人生初のヨガインストラクターを務めました

インストラクターが来ない!

いやあ、本当に肝を潰しました。開始5分前になっても、ヨガレッスンのインストラクターが来ないんです。当然、生徒さんは全員集合済みです。約25名ほどいたでしょうか。

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 それでも開始までには到着するだろうと微かに期待しましたが、一向に到着する気配がない。直接、電話も入れますが通じない。何度かけても通じない。
 そうこうするうちに開始時間が過ぎてしまいました。私はフロアをあっちこち走り回り、電話を掛けたり、車が着くのではないかと、外に走り出たり、とにかく右往左往するばかりです。

老婆が臨時代理

 見かねて妻が、と言っても今年70歳の老婆ですが、このまま待たせるわけにはいかないと、「先生が到着するまで、足もみでもして待ちましょう」と、レッスン?らしきものを始めました。
 やむなく私も生徒として、仲間入り。でも、やっぱりひどい。老婆のレッスンでは持ちそうにありません。15分ほど我慢しましたが、これなら私の方がまだましかもしれないと思い、インストラクターを交代しました。

清水の舞台から飛び降りる気持ちで

 でも、かく言う私も既に73歳の老人です。あと2年で後期高齢者です。しかも、人前でインストラクターを務めた経験なんてありません。あるはずがないんです。何をどうやればいいのか、頭の中は既に真っ白です。でも、ヨガの経験年数だけは、人後に落ちず豊富です。さまざまなポーズも一応経験はしています。とにかくやるしかないのです。老婆とはいえ、一応私の妻です。その妻が目の前で苦しんでいるのを、座視するわけにはいきません。
 清水の舞台から飛び降り時の気持ち、というのはこういうことを言うのでしょうか。

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 比較的自分の得意のポーズに限定し、座りポーズ、立ちポーズ、捻じりのポーズなど、いくつかを行いました。ヨガって不思議ですね。生徒としてやっている時は、簡単そうに見えるポーズも、生徒の前でやって見せる、となると、本当に難しいんです。しかも、年齢からくるハンディもあります。若いころにできたのに今はできない、というポーズがたくさんあります。それだけ体が徐々に老化しているんでしょうね。

汗だくでヨガ実践

 私は、このNPO法人のホームページでも書いたことがありますが、ほぼ毎日15分程度、自宅でヨガの真似事をしています。ですから、並みの年寄りよりは、体が柔らかいかもしれません。腕立て伏せなども毎日20回はやっています。風呂に入った時には、腕の筋肉が落ちないように、10秒ずつ思い切り力を入れます。腕相撲の要領です。こういった日頃自分が実践していることを取り入れてみたんです。
 思いつくまま、いくつかのポーズをやっていると、無性に汗が噴き出てきました。当然、ハンカチなんてもの準備していません。老妻に頼んでタオルを持ってきてもらいました。余りに無様なポーズはできないので、必要以上に力が入ってしまうんでしょうね。文字通り、汗だくだくです。
 時々、時間を盗み見るんですが、こういう時に限って時間というものは本当に悠長に流れるんですね~。予定の11時半になるのを確認し、サバーサナにしました。最後のリラックスポーズです。

サバーサナで一息

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 これは私の得意種目です。横になって体の疲れをとり、息を整えるというんですから、得意でない筈がありません。長年、生徒として習っていたころは、先生の前でもすぐに寝付くことができました。気がつくと、既にみなさん帰り支度をしていた、なんてことはしょっちゅうです。最初の頃はクスクス笑う人もいましたが、慣れてくると、「この人はいつもこう」と思って放っておかれるんです。
 でも、今日ばかりは、とても寝る気になどなりません。最後の締めが必要だからです。最後に、手を合わせて、「今日はありがとうございました」と挨拶をしたら、安堵感で膝が諤々と抜けそうでした。

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