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3年保存できる缶詰パンを買ってきました

3年保存できる缶詰パンを買ってきました

大雪で2度も予定変更

 今冬は、雪に祟られました。田舎にある私の家、と言っても親父が住んでいた家屋敷を相続しただけのことですが、そこに帰る日程が雪のために2回もずれてしまったんです。

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 私の車は、持ち主に似て「何でも普通」が好きです。タイヤも普通のノーマルタイヤです。雪の日に運転するなんて、想像もできません。ですから、関東地方がマヒ状態に陥ったあの大雪の日に帰郷する予定だったんですが、さすがに中止せざるを得ませんでした。一週間予定を延期したんです。そしたら、翌週にまたも大雪のダブルパンチ。

ジャガイモの種蒔き

 今回の帰郷は、是が非でもジャガイモの種まきをしなければいけない、という一念からでした。ジャガイモは、春先の今の時期を逃すと、順調に育たなくなってしまうんです。人間も教育を施すべき時期にきちんとした教育をしないと、まともに育たないというのと同じです。私も、若い時にもっと勉強をしておけばよかった、とつくづく思いますが、後の祭りというものです。でも、それって多分普通ですよね。
 焦って、早く種蒔きをと思っていたんですが、なかなか日程調整ができません。と言うのも、最近は雑事が多く、僅か1泊2日の日程調整がなかなか叶わないんです。
 大雪による2回の日程変更を経て、今回、やっと帰郷できることになりました。
 ところが、何ということでしょう。初日は、朝から雨。それも全く止む気配がなく、一日中降り続きました。当然、畑仕事など出来るわけがありません。

3年保存できる備蓄用パンを買いに

 已む無く、今日は備蓄用のパンを買いに行こうということになりました。このパンのことは、大分前にテレビ東京の「カンブリア宮殿」という番組で紹介されていたからです。この番組は、作家の村上龍と小池栄子が司会をする番組です。多くの考えるヒントを与えてくれる番組なので、毎回録画をして必ず見るようにしています。

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 このパン、備蓄用ということで「缶詰」になったパンなんです。テレビ番組で街頭で、街の人達に3年前のパンを試食してもらっているシーンがありました。誰もが「美味しい」を連発していました。
 その後でリポーターが、「これは3年前に作ったパンですよ」と言うと、皆さん、「ええ~!?」とか、「まさか~!」とかいった反応を示していたんです。思わず吐き出すべきか、戸惑っているような人もいました。風味といい、質感といい、臭いといい、作りたてのような味だというわけです。当然、どうしてそんなことができるのか、という疑問につながりますよね。
 そこからパン・アキモト株式会社の社長の紹介という流れになるわけです。

阪神淡路大震災の教訓

 私の記憶は曖昧ですが、たしか秋元社長が、このようなパンを作ることを思いたったのは、阪神淡路大震災の時だったようです。交通が途絶し、食糧がない、水もない、当然、ガスや水道などのインフラもない。秋元社長は、元々パン屋でしたから、自分のテリトリーから、このような非常時に何か貢献できないかと発想したようです。大災害時でも、美味しく食べられるパンができないか、というわけです。
 彼はさまざまな試行錯誤を経て、ようやくにして開発に成功したのが、この「3年保存できて、風味を損なわないパン」というわけです。
 3年も保存でき、しかも風味も食感も変わらないと言うなら、誰が注目するでしょうか。家庭の備蓄用として注目されるのは当然です。それ以外、誰が注目するでしょうか。
 そうです。地方自治体の災害担当者です。備蓄用の食料として、乾パンに代わって導入できないか、と考えるのは自然の流れです。今では、多くの自治体が乾パンに代わって、この3年たっても風味を損なわないアキモトのパンが備蓄されているというわけです。
 それまでの乾パン、食べたことのある人なら分かると思います。本当にマズイ。二度と口にしたいとは思わないでしょう。もっとも太平洋の真ん中で独りぼっちというような環境なら、最高の御馳走でしょう。でも、美食に慣れた日本人に、いくらなんでも乾パンはないでしょう。

更にすごい発想が

 秋元社長のすごいところは、ここからです。災害備蓄用として3年間保存していたパンの使い回しを考えたんです。備蓄用のパンは、当然のことながら、賞味期限が過ぎると「買い替え」の必要が生じます。買い換えによって不要になったパンはどうなるか。当然、廃棄処分です。
 しかし、このパン、缶詰の場合、一応法規の定めに従えば、3年以上の表示ができないために「3年」という表示をしているだけで、実際には、3年以上十分経っても十分に食べられるんだそうです。普通の食品もそうですよね。賞味期限の翌日に急に不味くなったり、腐ったりするわけではありません。賞味期限が過ぎたって、いくらでも食べられるわけです。
 話が脱線しますが、そもそも私は、賞味期限と言うものを意識したことは一度もありません。つまり食品を買う時や、自宅の冷蔵庫から出すときに、賞味期限なる日付を確認することは全くありません。では何で確認するか。食べる時に、プンと腐った臭いがしたら止める。ただそれだけです。
 賞味期限が過ぎた食べ物は食べないなんて、余りにも贅沢すぎます。そんな生活をしていたら、いずれ天罰が来ます。食べ物に対して失礼です。

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 話を元に戻しましょう。秋元社長が考えたのは、廃棄処分される前のパンを回収し、食糧の不足している貧しい国の子供たちに無償で提供しよう、というわけです。
 豊かな日本に住んでいると、食べ物がない、なんて実感できませんが、世界では飢えに苦しんで亡くなる人が年に10億人超。毎日25,000人が食べ物がないために亡くなっているとされています。今の時代でも、食べ物がない、というただそれだけの理由で、毎日、2万5千人もの人達が亡くなっているんです。
 秋元社長は、ここに目をつけたんですね。賞味期限切れにより廃棄処分される前の回収し、それを飢餓に苦しむ人々に無償で提供しようと考えたわけです。いくら食糧援助と言っても賞味期限を過ぎた物を援助品にするというわけにはいきませんからね。
 宅配便業者とも提携し、賞味期限前に回収し、併せて新しいパンを購入して頂く。食糧を備蓄している自治体職員にとっても、処分による罪悪感を感じなくて済みますから大助かりです。こういのをウインウインの関係というのでしょう。自治体側にとっても、食糧援助は社会貢献ですから、悪かろうはずがありません。

ヨガ教室の生徒さんにも

 今回購入させて頂いた缶詰、実は、ヨガ教室の生徒さんにお配りしようと思っています。現在、ヨガ教室では、50回来て頂いた方は、一回分無料にさせて頂いています。100回おいで頂いた方には、一回分の無料に加えて、この缶詰をつけようと思っているんです。
 何をつければよいのか、いろいろと思案していたんですが、カンブリア宮殿を見て、はたと気づいたわけです。

純粋蜂蜜も買ってきました

蜂蜜

 田舎に帰ったついでに、蜂蜜も買ってきました。この蜂蜜、中学時代の友人が自分で作っているんです。蜂蜜の巣箱をもって全国に出かけ、花のあるところでミツバチを開放するんだそうです。
 私の畑でも蜜蜂栽培ができるのではないかと思い、彼に相談したところ、「やってみる」ということで、畑にレンゲ草の種をまいてもらったことがあります。ところが、結果は散々。それではひまわりではどうかということで、種蒔きをしてもらいましたが、これも結果は散々。あちらこちらにひまわりが咲くには咲きましたが、密集するということがありませんでした。とても採算ベースに乗るほどの花が咲かなかったんです。
 というわけで、蜂蜜の直接栽培は諦めました。でも、彼の採集している蜂蜜は100%純粋なので、私も時々購入させてもらっているんです。
 今度、彼を含め、中学時代に仲良くしていた友人3人で、飲んでカラオケでも歌おうかと相談をしているところです。

 
 

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