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今日は3・11東日本大震災から3年目です

今日は3・11東日本大震災から3年目です

甦る、東日本大震災

初期の報道は穏やかでした

 今日は、3月11日。そう、東日本大震災の起こった日です。あの日は、日本人すべてにとって、何かしら記憶に残る一日だったのではないでしょうか。
 たしかあの日は金曜日でした。私はのんびり自宅で過ごしていました。月曜から木曜まで週に4日、都内に出かけて仕事をしていましたが、あの日はたまたま金曜で家にいたんです。

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 所在なくテレビを見ていた丁度その時、突如、大地震が起きたのです。半端な揺れではありませんでした。思わず、テレビや額が倒れたり落ちてこないように押えました。妻も、サイドボードを必死で押さえていました。
 やっと治まったかなと思ったら、またしても強烈な揺れの再来。再び、同じ防御態勢の繰り返し。しかも、その強烈な揺れがなかなか静まらない。私の67年の人生で初めて経験する大地震でした。
 津波の報道も始まりました。しかし、最初の頃の報道は、決して刺激的なものではありませんでした。静かな波が工場前のアスファルトや付近の田圃にひたひたと押し寄せるという感じで、不気味な穏やかさを湛える映像でした。この津波が、各地で甚大な被害をもたらしていたなどということは、その時は知る由もありませんでした。

徐々に被害が拡大

 ところが、時間の経過とともに、被害が徐々に拡大していったのです。初期の報道では、各地の実情が全く把握できていなかったのでしょう。

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 そういえば、阪神淡路大震災のときも状況は同じでした。この地震は、早朝に発生しました。当時、私はまだサラリーマンで、車で立川方面に出掛ける予定でした。車の中で聞くラジオ報道によれば、死者が1人とか2人出た、というようなレベルでした。当然、「大した地震ではなかったんだな」と思いました。ところが、夕刻になり、次第に被害の実態が判明し、事態の容易ならざることが分かってきたのです。阪神高速道路の橋脚が横倒しになったり、大きなビルが倒壊するなど、死者の数もうなぎ上りに上がってきました。手抜き工事など考えられない神戸市庁舎の4階部分が突然消滅したりしていました。
 東日本大震災でも、状況は全く同じでした。時間の経過とともに、被害の惨状は急拡大していきました。夕刻には、気仙沼で大火災が発生しているとの報道があり、石油コンビナートのタンクも炎上中。事態の深刻さが、映像で続々と報道されるようになりました。
 特に気仙沼の火災は、住宅が燃えているというよりは、海水に浸っていた多くの車が火炎に包まれていました。なぜ海水があるというのに燃えているのか、不思議でなりませんでした。後日、車の内燃機関は、一度海水を含んだ後海水がなくなると、塩分が熱伝導機能をもち、自然発火するのだということを知り納得することができました。

東京大空襲は前日の3.10でした

 昨日、つまり3月10日、NPO法人の事務所でヨガ教室の責任者である林さんと話をしていました。彼は、私よりも6歳位年上。終戦当時、既に小学生だったそうです。

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 彼に言わせると、「東日本大震災は、東京大空襲の比ではない。東京空襲の方が遙かに甚大な被害だった。私に言わせれば、仮設住宅が足りないとか、国の援助が足りないなどというのは、甘えだ。」と、厳しいことを仰るんです。
 それで思い出しました。確かに、曾野綾子さんも「揺れる大地に立って」という著書でほぼ同様のことを言っていました。東京空襲では、3月10日のたった1日での被害だけでも、死者約8万4千人。負傷者4万1千人、被災者4万8千人、被災家屋26万8千戸というんですから、半端じゃありません。しかもそのような空襲が、何波にも亘って襲来したと言うんですから想像を絶します。
 曾野さんに言わせると、当時は、日本全国が空襲の被害を受け、とても国内からの援助を期待するなどという余裕はない。しかも、当時は今のようなボランティアなどというものも一切ありませんでした。
 要するに、誰からの援助も期待できないままに、1人1人が如何に自分の命の灯火をつないでいくかで必死だったと言うんです。それに比べれば、東日本大震災の被害者は、自衛隊や米軍の援助も受けられ、しかも、全国からあるいは世界中からも、炊き出しや食料、金銭の援助の受けられた。十分ではないにしても仮設住宅にも住むことが出来た。文字通り彼我の差があるというわけです。
 私もうっかりして東京空襲のことを失念していましたが、これを経験した人の実感からすれば、確かに、不満を口にする人対して「甘えている」と辛口のコメントもあり得るのだな、と感じ入った次第です。
【東京大空襲で両親など家族6人を失った林家三平の妻、海老名香葉子さんの話をご覧ください。→こちら

今日のヨガ教室は35人

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 ところで、今日のヨガ教室。参加者は35人でした。今年に入ってから、参加者の数が30人を超えることが多くなりました。
 当NPOは、宣伝は殆どしていません。3ヶ月に一度、地元幸手市の「広報さって」の掲示板に、7行程度のお知らせを掲載させて頂いているのが、唯一の宣伝といってもよいでしょう。
 あ、それからこのホームページも広報媒体かもしれません。でも、このHPを見て来たという人は皆無に近いですから、余り宣伝効果はないような気がします。
 一番の宣伝効果は、「口コミ」だと思っています。人間、何を信じるか、と考えれば結論は明らかです。チラシや広告でいかに美辞麗句を並べようとも、実際に通っている生徒の口コミに勝るものはありません。近所の奥様から、「あそこはいいわよ」と言って頂くのが最高のコマーシャルです。実体験に勝る武器はないんです。
 ですから、最近は、口コミ効果に期待して、「誠実に教室を運営する」、このことに徹しようと思っています。

自分達のスペースがなくなりました

 この教室がスタートした頃、生徒数が少なく、会場は空きスペースがたくさんありました。ですから、私達も一生徒として、常時参加していたものです。もちろん、売上げに協力するため、有料でです。
 しかし、最近は30人を超すようになりましたので、スペースの余裕がありません。それどころか、時間ぎりぎりに参加した人達のために、スペースを「生み出す」のが、私の役割になってきました。25年程ヨガをやってきた身としては、ヨガを実践できないのは辛いところですが、内心、嬉しくて堪りません。
 なぜならば、主催者としては、こうして立ち上げたプロジェクトが、軌道に乗るくらい嬉しいことはないからです。

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 このため、最近ではヨガの時間は孫の世話に明け暮れています。アスカル幸手という公共の空間の中で、1時間孫の世話をするのは結構疲れますが、これは贅沢というものでしょう。新聞の人生相談欄など読んでいると、「嫁が孫に会わせてくれない」とか、「息子の家族が寄りつかない」などという悩みも少なくないようです。「孫の世話で疲れる」などと言うのは贅沢にも程がある、ということになるかも知れません。
 嫌味を言うつもりはありませんが、私たち夫婦は、孫に会わせてもらえない、なんていうことが全く信じられません。遠い異国での話のような気さえします。

息抜きにけん玉遊びも

 待機時間中に、時々昔懐かしいけん玉遊びをします。このけん玉、子供の頃によく遊びましたが、大人でも楽しめる遊びだと思います。神経の集中にもなりますし、足腰をリズミカルに使わないと上手に出来ないので、年寄りの足腰を鍛えるのに適しているのではないでしょうか。
 このアスカル幸手ではさまざまな行事が行われます。特に、スポーツ関係の行事が多いですね。小中学生も頻繁に通ってきます。そういうときに、小学生と覚しき生徒が、「珍しいものを見た」というような顔をして、じっと私のけん玉遊びを眺めていることがあります。きっと「これは何という遊びなんだろう。このオジイサンは、どこでこんなものを覚えたんだろう」なんて顔をして見つめているんです。
 そんなときは、このヒヒジジイ、嬉しくなってこれ見よがしに、「ホレホレッ」て感じでけん玉の腕前を披露してあげます。きっと私はクソ意地が悪いんでしょうね。

幸手は「ハッピーハンド」

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 幸手という文字を英語読みにすると「ハッピーハンド」ということになるようです。幸手の市庁舎にも手を型取った大きなモニュメントが鎮座しています。同時に、その時々の有名人の手形も展示されています。オリンピックで金メダルを受賞したら高橋尚子の手形、銅メダルを獲得したら有森裕子の手形、というわけです。その伝で言うと、さしずめ今年は羽生弓弦選手の手形ということになるのでしょうか。
 写真でご覧頂けますように、このアスカ幸手の中庭にも手形が沢山飾られています。でも、近づいてよく見ると、有名人の手形らしきものは1つもありません。多分、寄付金を出した見返りに、市が手形の保存という形で謝意を表しただけのものかもしれません。そういえば、名前を記した銘盤が剥がれたりしているものをいくつかありましたから、保存状態は最悪です。 
 
 

 

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