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初登場の小川先生です

初登場の小川先生です

今年最後のヨガ教室です

 いよいよ今年最後のヨガ教室です。12月というのは、何となく気ぜわしく、ゆっくりヨガなんぞをしている暇はない、ということで、生徒もかなり減るのかな~と心配していました。

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 案の定、減りました。12月は、11月に比べると、本当にガクンと参加者が減りました。こんなに顕著に数字に表れるものとは思ってもみませんでした。
 そもそも「師走」という言葉、私が子供の頃は、年末で、日ごろ落ちついている学校の先生でも忙しくて走りまわる月、と聞かされてきました。何で、学校の先生でも忙しく走り回ったのでしょうか。
 それは、借金の清算の必要からだったと思います。つまり、昔と言っても江戸時代ですが、すべての借金は、その年のうちに清算しなければいけない、というのが社会の習慣になっていたんですね。12月中にとり損ねたお金は、チャラ。つまり棒引きにされてしまうというので、とりたてる方は必死で追いかけ、とりたてられる方は必死で逃げ回る。学校の先生が取り立て側に回ることはなかったでしょうから、多分、逃げる方だったんでしょうね。

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 私の子供の頃でさえ、そのような習慣は少し残っていました。私の父は獣医でした。当然、治療費の清算が必要になります。私の子供の頃は、終戦直後で、国民は皆困窮しており、牛や馬の治療費も満足に払えない家が、いくらでもあったんですね。私の父は、気が弱いというか、気が優しいというか、「前のツケを払ってくれなければ治療しない」なんて決して言いませんでした。要するに、見栄っ張りだったんですね。

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 そこで、私を「借金取り」に仕立てたんです。男ばかり5人も兄弟がいたのに、次男の私だけを借金取り立てに行かせたんです。私は、今でもその理由が分かりません。元々私は、気が弱く、心優しい性格です。お金のない人に、「お金を下さい」なんて言えるタイプではないんです。ましてや美しい女性に「私とお付き合いしてください」なんて言えるタイプではありません。
 そんな厚かましいことが言える位なら、女友達に不足することなぞ、絶対になかった筈です。初めて東京に出た頃、道を歩く同年代の女性に声をかけるなんてことは、心臓漠々で、とてもできませんでした。男ばかり5人兄弟、その上、通った高校が男子校。何で共学の高校を選ばなかったのか、今更悔んでも悔やみきれません。年頃の女の子と話をする機会なんて全くありませんでした。飢え飢えゼーゼーの状態だったんですね。
 ですから、ひとり、ひっそりと「お茶を飲みに行きませんか」なんて、何度も口の中で反復練習してみました。要するに「ナンパ」の練習です。しかし、いざ実践となると、のどがひきつって声にならないんですね。思い切って、一度だけ声をかけてみたことがありました。人参ブラブラの状態です。もちろん、目はギラギラし、勢い込んでいますから、「お、お茶、お茶でもいかがですか!」なんて言ったと思います。下心が丸見えです。そしたらその女性、私が余りにも切迫し、今にも噛みつきそうな勢いで言うもんですから、気味が悪くなったんでしょう。思いっきり断られました。それがトラウマになり、益々、声かけなぞ出来なくなってしまったんです。

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 そんな私を借金取り立て屋にしたのも、父なりの魂胆というか、遠望深慮があったんだと思います。つまり、相手の同情を買い、「こんなつぶらな瞳で、純情そうで、愛らしく、ハンサムを絵にかいたような子供が、わざわざ遠くまで借金取りのために来てくれたんじゃ、気の毒で払わざるを得ないな~」という、憐憫の情にすがろうとしたんです。父は、そこのところをよく見抜いていたんだと思います。大人ってズルイですね~。事実、私が借金取りに行くと、回収率が結構高かったんです。そのため、父は喜んで、毎年、暮れになると私を「借金取り」に追い立てたのです。
 でも、心情的には、借金取りって嫌でしたね~。今でも、年の瀬になると、借金取りに行く夢を見て目が覚めることがあります。

初登場の小川先生です。

 さて、年末になって、また、新しいインストラクターの登場です。今日の先生は、小川先生です。ぽっちゃりとして、優しそうな先生です。私の小学2年の担任だった五島先生によく似ています。こういう雰囲気の先生って、結構多いですよね。
 私も最初の30分ほど、一緒に参加しました。ここの生徒さんは、1年近く通っている人が多いので、かなりベテランに近いレベルになっています。そういう生徒さんから見ると、ちょっと緩い、物足りないと感じられたかもしれません。
 でも、ヨガの基本ポーズをほぼ万遍なく取り入れてやってくれたので、十分に、体はほぐれたのではないでしょうか。

30分で交代

 30分ほど、ヨガを行った後は、家内と選手交代です。私の娘一家が子供2人、つまり私にとっては孫ですが、この孫を2人連れてくるので、交代で面倒を見るんです。こういうのを家内工業というんですね。

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 写真でご覧のように、とっても可愛いんです。つぶらな瞳など、私の子供の頃そっくりです。と言っても、身びいきですから、他人様から見るとどう見えるのか分かりません。歩き始めたばかりで、ひと時も目を離せません。本当に、危険なことほど面白がるので厄介です。
 特に、盛んに自動車道に出たがるのには閉口します。何も見ずに、いきなり車道に出ようとするんですね。その点、ここアスカル幸手では、館内にいる限り安心です。でも、手すりに登りたがるのには閉口します。手すりにつかまって、身を乗り出そうとするんです。
 でも、こうやって手のかかるのも、今のうちだけ。あと3年もしたら、「ジイジ臭い」だの、「じいじフケツ」だのというのかも知れません。

ヨガ教室の総決算

 今年のNPO法人幸手げんき社としてのヨガ教室は、本日で閉めとなります。
 今年の参加者数をグラフで表したが、下の表です。このグラフは、1回平均の参加者数を、月別にまとめたものです。

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 このグラフからもお分かりのように、11月までは、基本的に右肩上がりで推移してきた、といっても良いのではないでしょうか。4月と6月と8月に若干落ち込んでいますが、これは季節的な変動要因といっても良さそうです。
 つまり、4月は、学齢の子供さんを持っている主婦にとって、さまざまな学校の行事があるため、参加しにくいという事情があるのかもしれません。
 6月は、梅雨時であり、雨の降る中を行くのは億劫だということが考えられます。8月は、やはり暑さでしょうか。今年の夏は、例年にも増して、暑かったですからね~。
 12月は、冒頭に述べたとおり、師走ですから、ヨガどころじゃない、ということでしょう。

来年も頑張ります

 このように見てくると、12月の落ち込みはありますが、まあまあ順調に推移してきた、と言えるのではないでしょうか。
 ヨガは、万病を防ぐ、これが私達の信念です。特に高齢者になって、激しい運動にはついていけなくなったような方には、打ってつけの運動だと思います。
 私は、時々テレビで、さまざまな健康法が紹介される番組を見ます。そのなかで、腰痛にいい運動とか、肩こりにいい運動とか、尿漏れにいい運動とか、さまざまな運動が紹介されます。そういうのを見ていると、私は、思わず「ああ、これ全部ヨガに入っているよ」と、思ってしまうんですね。
 ヨガは、基本的にインド3千年の歴史の中で生まれ、かつ、支持されてきたものですから、すべてのポーズが入っているのは当たり前、ということでしょう。

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 私と家内は、ふたりとも20年以上のヨガ実践者であり、ふたりとも腰痛経験者です。ふたり同時にコルセットをしていた時期もありました。ですから、腰痛の苦しさは誰よりもよく知っています。そのふたりが、ヨガを始めて以来、コルセットとはおさらば、一度も腰痛は再発していません。しかも、常に、健康体を保持していられるのは、ひとえにヨガのお陰だと思っています。
 もちろん、ヨガのインストラクターになろうなどということは、一度も考えたことがありません。ですから、今でも初心者と一緒になって、ヨガを行っています。インストラクターになるためには、それなりに集中的に特訓をする必要があるかもしれません。何といっても、人前で実技披露するだけでなく、ある程度の話術も必要ですからね。
 来年もまた、ひとりでも多くの方がヨガを実践し、健康で楽しい生活ができますよう、心からお祈りいたします。
 今年1年、本当にありがとうございました。(^.^)

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