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NPO法人幸手げんき社で綿あめの店を出しました

NPO法人幸手げんき社で綿あめの店を出しました

綿菓子のお店を出店

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 11月10日、日曜日。幸手市民祭りの日です。今日は、かねてから準備していた「綿菓子の店」をNPO幸手げんき社として出店する日です。綿菓子というのは、あの白くふわふわした綿あめ、あれです。
 この綿菓子、「綿菓子」が正しいのか「綿あめ」が正しいのよくわかりません。どうも西日本が綿菓子派で、東日本が綿あめ派のようですね。
 でもこの器械をレンタル業者から借りた時についていた大きな幟に「わたがし」となっていたので、一応、「綿菓子」で統一することにしました。

当日の天気予報は悲惨

 お祭りと天気は切っても切れない仲です。雨が降ったりや風が吹いたのでは、客は来ません。ましてや雷なんて言ったら、人っ子1人来ないでしょう。ですから、一週間も前から、毎日、週間天気予報をしきりにチェックしていました。

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 ところが、この天気予報。1週間前から「10日は雨」という予報だったんです。でも天気予報なんて、明日の天気予報でさえ満足に当たらないんですから、2,3日すれば変わると高をくくっていたんです。でも、水曜日になっても木曜日になっても、日曜日だけが雨の予報。しかも前後の土曜日と月曜日は晴れマークなのにです。
 その予報が、前日になっても変わらなかったんです。しかも、「明日の関東甲信の予報は、大雨と風、風は物につかまっていないと飛ばされるほどの風が吹きます。」なんていう冷酷な予報。しかもしかも、雷注意報まで出てしまったんです。さすがにガックリしました。
 当日も4時過ぎに起きて天気予報を見たら、殆ど変わっていません。雷注意報もそのままです。でも、念のため、テレビのリモコンで、「データ」機能を使って、地元幸手市の天気予報を見てみたんです。そしたら、雨マークは、3時頃と6時頃に出ているだけで、他は曇りマークだったんです。
 もしかしたら?と一縷の望みを託し、勇躍、開店の準備を始めました。私は、自分の70年の人生で、こんなテキヤの商売は初めて。テキヤさんって大変なんだな~、とつくづく思いました。

恐る恐る開店

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 さて曇り空の下、いよいよ綿菓子の店オープンです。スタッフ一同、「お客さんは来るのか」と疑心暗鬼。最初の30分くらいは、誰も来ず、たった1人だけ来ました。思わず抱きしめてあげたくなるくらい嬉しかったですね。
 そうこうしているうちに、お店の前を幼稚園児の鼓笛隊やら小学生の楽隊が通過していきました。幼稚園児達の顔が皆こちらの綿菓子をチラチラ見ながら通って行ったんです。我が方の優秀なスタッフも綿菓子を手に持って、「帰りには買ってね~!」とか言いながら見送ってあげたんです。
 この子たちは、帰りにここを通る筈だから、そのうちの何人かは買ってくれるのではないかと、密かに期待していました。
 

いつの間にか大行列

 そのうち、チラホラと何人かが買ってくれるようになったんです。ホクホクしながら、せっせと大きい綿菓子をつくってあげました。その頃まではまだまだ余裕でした。
 ところが、いつの間にか、待ち行列ができ始め、その列が段々延びているというんです。私は、綿菓子の器械と格闘中ですから、外の状況が全く分かりません。「エエ~!?ホントかよ~」って感じで、大車輪で作り始めました。それでも、押し寄せる人並みに抗することはできず、待ち行列は延びるばかり。

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 そのうち、隣の店から苦情までくる始末。行列のため、お客が店に入れないというわけです。こちらは綿菓子を作るだけで精一杯ですから、列の整理なんかしている余裕などありません。
 これほど列が長くなってしまうと、1人で「5本下さい」なんて言われると、「1人1本ずつにしてくれる?」なんて言いたくなりましたが、言えませんでした。
 

いつの間にか200本越え

 必死で綿菓子製造機と格闘しているため、トイレタイムや昼食の時間もありません。結局、10時頃から夕刻4時頃までトイレにすら行く暇はありませんでした。昼食は、スタッフがどこかから調達してきたご飯を、口に押し込んでもらいながら作業を続けました。

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 割り箸は、それほど売れないだろうとの読みから、長めの箸を200本用意し、予備として普通サイズの割り箸を50本用意しておきました。ところが、この250本でも不足し始め、急遽、ジョイフルホンダまで買いに行ってもらいました。
 子供のためにささやかながらゴム風船も用意し、犬やら猫やら動物の形に似せて加工し、子供たちに配っていたので、裏方のスタッフもてんてこ舞いでした。「僕は黄色がいい」だの、「私は赤いのがいい」だの、いろいろ注文もつくので容易じゃないんです。

幸手商業の踊りは出色

 さて、4時近くなると、流石にお客も少なくなり、出し物の見物なども出来る余裕で出てきました。急いで、出し物の見物に出かけました。
 市民祭りには、いろいろの出し物が出ます。元巨人軍のラミレス選手も、来てましたね。彼の通訳をする人が幸手市出身ということで、「友人として、ちょっと顔を出してあげてもいいよ」ということで来られたようです。その代わり、サイン会とか握手会とかは一切なし、という条件だったようです。「ラミレス選手が来てますよ~」とか、一切放送もなく、私も偶々すれ違っただけという感じで、顔だけは拝見しました。

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 それにしても一番面白かったのは、幸手商業高校の生徒たち、6、7人が演ずる素人の踊り。何という名の踊りなのか、さっぱり分かりません。そもそも、踊りなのか単なるおふざけグループなのかすらもよく分かりません。
 ただ、右の写真でご覧のように、トボけた味のある踊りなんですね。一応、声も揃っているようなので、多分、密かに練習はしてるんでしょう。生徒たちの垢抜けない、「いかにも幸手」という雰囲気がいいですね~。
 顔もとりたてて美人というわけでなく、さればといってふた目と見られないというほどひどくもなく、適当に田舎臭い。それがまた面白いんです。着物も、昨日まで太い足にミニスカを穿いていたというようなお姉さんが、急遽、キモノというものを着てみました、という感じ。着物が浮き上がって、まだ身についていない。そんな素人っぽさがいいですね。幼稚園児の電車ごっこのように、シュッシュポッポしながら、何やら掛け声をかけながら通り過ぎていく。
 たしか一昨年位までだったと思いますが、一人図抜けて面白いとぼけた味の男子生徒がおり、毎年、彼の仕草を見るのが楽しみでした。
 その子は一番後ろからついていくんですが、非常に真面目にやっているのにとぼけた仕草が面白く、思わず「おい頑張れ~!」と励ましたくなるような生徒でした。今年は、どうやら卒業できたらしく、見られなくなったのが残念でした。もう1、2年落第してくれれば、もっと見られたのにと思う一方、ああ、あれでも卒業できたんだな~と、人ごとながらホッと安堵致しました。

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くたびれ果てて慰労会

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 夜は、くたびれ果てていましたが、NPOの事務所で慰労会を行いました。小学1年生の我が孫もスタッフ気取りで参加しました。この孫は、小学1年ながら、計算能力が高く、ほかのスタッフよりもしっかりしているんです。本日の売上もきちんと計算してくれました。
 みんな疲れたから、「もう来年はやめにしようよ」なんて言われるのかと心配していましたが、「来年はこうやろう」とか、改善案が出たりしたので、どうやら来年も綿菓子の店を出店できそうです。
 レンタル代は十分にカバー出来ました。収益金は、年末の年越し忘年会に充当したいと思います。

 
 

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